僕がまだちっぽけな頃
夏の日に見た入道雲
そいつはとてもでっかくて
小さな僕には飛び越せない
夏の町迫る入道雲
大きな体を風に揺らして
日差しとともに笑ってた
さあ俺を超えてみろ 羽ならその背にあるだろう
僕がまだちっぽけな頃
夏の空浮かぶ入道雲
大人たちはおしゃべりばかりで
小さな僕には見向きもしない
夏の町覆う入道雲
大きな粒の雨を降らして
雷とともに笑ってた
さあ俺を超えてみろ 空の果てまで飛べるだろう
僕はもう大きくになったけど
夏の日に迫る入道雲
大人の僕はあいつどころか
小さな雲さえ飛び越せやしない
夏の日に見た入道雲
あいつはとてもでっかくて
さあ俺を超えてみろ 羽ならいまでもあるだろう
今もこの空で笑ってる